タコマ(TACOMA)はデカくてオシャレ

タコマはデカいアメリカ仕様でかっこいいが、その実情は

タコマ(TACOMA)は世界最大の自動車メーカートヨタ自動車が北アメリカで製造・販売するピックアップトラック。

ピックアップトラック (Pickup truck) とは、アメリカの自動車の種別のひとつで、大型以外のボンネット型トラックで洋画を見ていると出てくる乗用車ベースのでかいトラックです。ボディー形状は、人が乗るキャビン以降に開放式の荷台がある。キャブオーバー形は、小型のものでもピックアップには含まず、単にトラックと呼ばれることが多いようです。

トヨタのタコマは、そもそもハイラックスの北アメリカ仕様だったのですが、1995年にタコマとしてデビューして以来、フロントのデザインを大幅に改良している。また、タコマは、トラックでは当たり前のディーゼルエンジンの設定はなく、V6エンジンのセッティングもあり、仕様をおさえた実用装備からスーパーチャージャーを搭載したスポーツモデルもあり、アメリカ人の趣向に合わせたものとなっている。

タコマは、2ドア2人乗りのレギュラーキャブから観音開き4ドアのアクセスキャブ、4ドアのダブルキャブ、スポーツタイプ初代のSランナー・2代目Xランナーがある。タコマは、西海岸ではオプションのFRP製トノカバーを装着してサーフボードを積載する車両も多いようです。

タコマのようなピックアップトラックは若者に人気

バック・トゥ・ザ・フューチャーでマーティーが憧れる車

タコマのようなピックアップトラックは、北アメリカで昔から農園などで使われていたが、急速に広まったのは、ピックアップトラックの自動車税が州によって無税か割安になるため、所得の少ない若者達がこぞってピックアップトラックをファッションとして使い始めたためである。

タコマのようなピックアップトラックは、西部開拓時代のシンボルである馬に似ているなど、中西部や南部では、その剛健でたくましいスタイルが好まれ、タコマのような車に乗る事が一種のステータスになっていた。

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でわかるように主人公マーティー(マイケルJフォックス)が憧れる車として登場している。この人気に注目した米国の旧ビッグスリーGM、フォード、クライスラーと、現地のトヨタ、日産、ホンダがフルサイズピックアップを生産をしている。

タコマのようなピックアップトラックのアメリカでの使用法は、発展途上国のように荷物や人を乗せるような使い方ではなく、普段は何も乗せていませんが、引越しやレジャーなどの時にだけ荷物を載せます。

さらに、後ろにトレーラーやジェットスキーを繋げて走らせたりする。このようにピックアップトラックは、商用としてだけではなく、通勤・通学用、レジャー用、家庭用としての人気も非常に高い車です。アメリカでのピックアップトラックの人気の高いのはフォード・Fシリーズ、シボレー・シルバラードです。

タコマを購入するには

逆輸入の中古車

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てくるようなトヨタのタコマってかっこいいですよね。でも日本では売ってないのでどのように入手するのか?また気をつける点は何なのか。

日本車の中古車は非常に性能がいいのですが、タコマのようなアメリカの中古車は注意が必要かもしれません。トヨタの車ですから日本の技術で設計をして米国で組み立てをしているので他の自動車メーカーに比べ安心できると思いますが、国内のトヨタのディーラーでは、トヨタの車としての待遇は期待できないと思います。安く買おうと言うような考え方は、あまりしないようが良いかもしれませんね。

タコマのような輸入車で気になるのが部品。基本的には日本で生産していないので輸送してもらうことになります。トヨタのディーラーでも対応していくれるところはあると思いますのでタコマの純正部品が手に入れられるか事前に確認した方が安心して長く乗れます。部品代も高くつきますので車検についても事前に調べ維持費がどれほどかかるか計算しておくこともおすすめします。車は購入しても維持費がかかりますからね。

Top へ