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タコマのようなピックアップトラックは、北アメリカで昔から農園などで使われていたが、急速に広まったのは、ピックアップトラックの自動車税が州によって無税か割安になるため、所得の少ない若者達がこぞってピックアップトラックをファッションとして使い始めたためである。
タコマのようなピックアップトラックは、西部開拓時代のシンボルである馬に似ているなど、中西部や南部では、その剛健でたくましいスタイルが好まれ、タコマのような車に乗る事が一種のステータスになっていた。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でわかるように主人公マーティー(マイケルJフォックス)が憧れる車として登場している。この人気に注目した米国の旧ビッグスリーGM、フォード、クライスラーと、現地のトヨタ、日産、ホンダがフルサイズピックアップを生産をしている。
タコマのようなピックアップトラックのアメリカでの使用法は、発展途上国のように荷物や人を乗せるような使い方ではなく、普段は何も乗せていませんが、引越しやレジャーなどの時にだけ荷物を載せます。
さらに、後ろにトレーラーやジェットスキーを繋げて走らせたりする。このようにピックアップトラックは、商用としてだけではなく、通勤・通学用、レジャー用、家庭用としての人気も非常に高い車です。アメリカでのピックアップトラックの人気の高いのはフォード・Fシリーズ、シボレー・シルバラードです。